2013年も半年過ぎ、現在家を建てる計画を進めていらっしゃると思います.
現在の世に中の状況についてお知らせいたします。
現時点で予測される範囲では、9月末まで施工会社と建築請負契約を締結し、
2013年度内にお引き渡しであれば、消費税増税を受けた+3%の支払金額増の
影響も受けず、2012年度内に契約された方々とそう大差ない“おトク”度で収まる
ことでしょう。しかも弊社は長期優良住宅認定を取得するのが当たり前になっており
ローン減税とその他の減税が有利に受けることができます。
ただ気がかりなのは、これから具体的な家づくりを検討する場合です。
現在、メディアやネットを賑わしております
【住宅ローンの低金利はいつまでも続かない!?】というメディア論調
を真剣に考える必要があります。
住宅ローンの金利は、みなさまご存じの通り市場金利や政策金利に連動します。
つまり、今の金利が低いのは主に日銀が金利を低めに誘導しているから。
各国の財政金融当局が金融緩和について、ちょっとしたことを示唆するだけでも
市場と金利が敏感に動くことも半年~1年後の予測をさらに難解にしています。
ただし、住宅ローン金利については、市場と金利動向だけではなく、みなさまの
ライフプランや自己資金の多寡・年齢などに応じて金融機関と住宅ローンを選ぶ
ことが、もっともおトクな方法。
一概にすべてのお客さまにおいて“長期固定金利住宅ローン”
がお薦めとは
いえませんので注意が必要です。
金利上昇基調とはいえ政府が政策金利を引き上げる場面はしばらくなさそうなこと
から、まだまだ住宅ローン金利は低い水準に留まっています。
為替市場や株式市況の暴落がなければ、かろうじて冷静に考える時間はあるのです。
金利以上に気がかりなことは、資材価格の上昇。
最大の要因は、昨年来の円安傾向に伴う資材高と世界的な建設資材需要増。
現時点では資材価格上昇を販売価格に転嫁している例はさほどありませんが、実際
の木材価格ひとつとっても、ある施工会社では初期と比較して8%程度上昇している
とのことです。
木材エコポイントの制度立ち上がりをうけ、国産材を使いたい施工会社ニーズにも
沿った対応を進めていくと、国産材と外材の価格差がそのまま資材価格に反映して
しまいます。
建築の合理化を進めることで、総建築費のコストダウンを図っている会社であれば
まだ調整の余地はあるかもしれませんが、建築の合理化が不得手な施工会社の場合
資材価格の上昇は、そのまま建築価格の増大につながります。
つまり、金利と資材価格の上昇を横目でみながら家づくりの検討をすすめるにあたり
検討をどんどん先延ばしにすることは、消費税増税による影響よりも金利と資材価格
の上昇のほうがより深刻な影響を与える可能性が高い、ということ。
裏を返せば、いまから検討を始めることで、2012年度ほどの“オトク”感にならない
までも、辛うじてあらゆる好条件が揃っているといえるでしょう。
弊社では和木どみのという商品を消費税対策で発表します。
ドミノはスケルトン(フレーム)とインフィル(内装、設備)を分離した家づくりです。
インフィルの内装については、自力でつくることが可能な家づくりです。
来週からは住宅のゼロエネルギーエネルギー化推進事業の申請作業に入ります。
補助金額が165万円です。
合計3戸までです。
現在2戸まで申込者が決定しております。
後1枠しかありません。
また、地域型住宅ブランド化事業(補助額100万円)のエントリー申込みも併せて募集しております。申込みはどんな形でもいいですが、ご連絡ください