2015年12月31日木曜日

エアコンの選び方

新築および省エネ改修した場合

エアコンの選び方参考になります。!!


小型で高効率がベスト エアコン選びの極意

冬に備える家づくり 2015-2016(4)

 住宅の省エネルギー性能を客観的に調査・分析している専門家、東京大学准教授の前真之氏が、暖房や冷房、断熱に関する世間の誤解を正す。連載の第4回目は、省エネという観点で最も効率が良い、エアコン選びの極意を紹介する。
 本当に夏を旨(むね)とした家とは、エアコンでつつましく冷房できる家である。では、できるだけ効率良く少ない電力で冷房するには、どんなエアコンを選べば良いのだろうか。
■年間エネルギー効率が高いエアコンを
 まずは何より、少ない電気で多くの熱を取り除いてくれる「エネルギー効率の高い」エアコンが望ましい。このエネルギー効率は「年間エネルギー効率:APF(Annual Performance Factor)」と呼ばれ、カタログや省エネラベルに必ず記載されている(図1)。
図1 エアコンなどエネルギーを大量に消費する機器については、その省エネ性能を示すラベルが表示されている。基本的に★の数が多いほど省エネになるが、これは容量ごとに定められた省エネ基準の「最低効率」を100%とした相対的な数字。効率の絶対値は、年間エネルギー消費効率「APF」として示されている
 このAPF の値が大きいほど、1の電気で処理できる熱量が多くなるので好都合だ。
 次に、エアコンの冷房能力はどのくらいにするべきか。大きなエアコンをドーンと1台置くのがいいのか。先走る前に、冷房能力の大きさ別のAPF の値をチェックしてみよう。
 図2を見ると、能力が大きい機種ほどAPF が低下している、つまりエネルギー効率が低いことに気が付く。実はエアコンの屋内機や屋外機のサイズは、能力の差ほどには変わらない。5.0kW の機種が、2.5kW の機種より2 倍大きいわけではないのである。特に屋内機は日本家屋の柱の間に収まるよう、幅800mm 以下に抑えられている。自動車でいえば、全ての車種が「軽自動車」の車格に抑えられているようなものなのだ。
図2 冷房能力が高いほど効率は低下する。年間エネルギー効率(APF)は1の電気から暖房・冷房で利用できる熱量を表す。値が大きいほど高効率
 つまり能力の大きいエアコンというのは、トランスミッションやタイヤといった「足回り」は軽自動車のままで、「エンジン」だけパワーアップしているようなもの。全体としてのバランスが悪いのだから、エネルギー効率が落ちても不思議ではない。
 こうしたことを考えると、エアコンを選ぶ時には「小型の能力」の中から「APFの高い機種」を選ぶのがベストだ。冷房能力2.5kW程度がコストと性能のバランスが一番良いという説もある。能力が小さいと効きの悪さが気になるが、そもそも1台のエアコンで家中を冷房するのは非効率的だ。小さなエアコンを複数配置した方が、リスクは小さい。
 もう1つのポイントは、エアコンがフルパワーで動く時間帯はそれほど多くないこと。ほとんどの時間帯はフルパワーの半分以下でトロトロ動いているのだ。ハイパワーのエアコンは、こうした低負荷時に効率の落ち込みが大きい。「高回転型スポーツカー」で渋滞を走れば、悲惨な燃費になるのは容易に理解できる。
 逆に低負荷領域での効率アップをちゃんと考慮している機種は、実使用で大きな節電が期待できるので特にお薦めである。デュアルコンプレッサー搭載機種などが、これに該当する。
■エアコンの効率向上はもはや限界に
 一時期は毎年のようにエネルギー効率が向上していたエアコン。電気を使うコンプレッサーやファンなどは、徹底的な省電力化が図られてきた。最近のエアコンは屋外機が妙に大きく飛び出しているが、これもできるだけエネルギー効率を上げる努力の現れである。
 ここ10年に関しては、古くなったエアコンを新型に買い替えることで、おのずとエネルギー効率の向上が期待できた。経済産業省の「トップランナー基準」により効率の低い機種が退場させられ、メーカーが効率を上げる努力を続けたおかげである。消費者は、エアコンが壊れたらただ買い替えるだけで、電気代節約の恩恵に“タダ乗り”できたのである(図3)。
図3 2010年ごろまではエアコンの効率は急激に減少し、1年の予想電気消費量も大きく減少した。しかし2010年以降は足踏みが続いている。各社はハードのスペック向上よりも人感センサーなどのソフト面の改良に力を入れている(資料:日本のエネルギー2014) 
 ところが、最近になってエアコンの効率向上が限界に達しつつある。現実的なコストでできる対策がほぼやり尽くされ、ハードウエア的な改善が限界に来ているのだ。
 10年後に今のエアコンを買い替えたとしても、もはや大きな節電効果は望み薄。ハードウエアの改善のアテがなくなった今、さらなる省エネのためには「建物性能の向上」と建物性能に見合った「適切なエアコンの選定や配置計画」が重要になってきている。
■「◯◯畳」の目安は断熱等級3
 家電を買う際には、「冷房の効きが悪いと困る」ので、ついつい大きめな機種を選定しがち。しかし、カタログに記載された暖冷房能力の目安「◯◯畳」という表示は、断熱等級3程度の貧弱な建物性能を想定したもの。
 メーカーはクレームが怖いので熱負荷を大きめに見積もるし、販売店は大きい(高価な)機種を売りたがる。これでは最近の高性能住宅では明らかに能力過剰になり、使用時の効率低下を招いてしまう。
 最近の超高性能熱住宅では、夏の冷房用エアコンを建物上部のロフトなどに1台だけ設置して家中を冷やしている場合もある(図4)。1台のエアコンに負荷を集中させることで、効率の良い領域で安定して運転させることができるのだ。エアコンの適切な容量選定と配置計画は、「真の夏旨住宅」のキモである。
図4 断熱と日射遮蔽が徹底した最新の超高性能住宅では、高い場所に1台だけエアコンを設置して家中を冷房することが可能である。冷たい空気は重たいので自然に下階に降りていく。家中の冷房負荷が1台に集中するので、エネルギー効率が高くなる。ただし冷房が全体に届くまでには時間がかかるので、長時間の運転が使い方の基本となる
■つつましい冷房ができるプランを
 コンパクトでエネルギー効率の高いエアコンを選んだとして、住宅の方はどのように設計したらよいのだろうか。前述のように「夏を旨」としたエコハウスのほとんどは、結局のところ通風だけを考えているにすぎない。しかし、本当に蒸し暑くなれば冷房はどうしても必要。プランを決める際には通風だけでなく、冷房をした時に効率良く冷やせることもきちんと考えておきたいものである。
 暖房に比べて冷房は有利な点が1つある。エアコンで冷やされた空気は重たいので、うまい具合に人のいる下の方へたまってくれるのだ。だから吹き抜けがある場合でも、居住エリアをうまく冷やせないという問題は起こりにくい。
 ただし、完全に全ての部屋がつながった一室空間では、さすがに問題が出てくる。冷気が1階にたまってしまうので、2階に寝室がある場合はなかなか冷えてくれないのだ(図5)。この場合は1階に避難することになる。まあ、たまには家族一同が「リビングで雑魚寝」というのも悪くないかもしれないが。
図5 吹き抜け空間をエアコンで冷房すると、冷気が1階にたまってしまうので、2階はなかなか冷えない。いずれもCFD(数値流体計算)シミュレーションの結果
前真之(まえ・まさゆき) 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授。博士(工学)。1975年生まれ。1998年東京大学工学部建築学科卒業。2003年東京大学大学院博士課程修了、2004年建築研究所などを経て、2004年10月、東京大学大学院工学系研究科客員助教授に就任。2008年から現職。空調・通風・給湯・自然光利用など幅広く研究テーマとし、真のエコハウスの姿を追い求めている。
(書籍『エコハウスのウソ[増補改訂版]』の記事を再構成)
[参考]「エコハウス」と聞いて思い浮かべる住宅のデザインや暮らし方の多くが、真の省エネにはつながっていない。東京大学で省エネ住宅を研究する気鋭の研究者が、実証データやシミュレーション結果をもとに、一般ユーザーや住宅関係者が信じて疑わない“エコハウスの誤解"をバサバサと切っていく。初版発行後に明らかになった新たな知見や、2020年の「省エネ基準義務化」などについて大幅に加筆した。
日経アーキテクチュア
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2015年12月29日火曜日

2015年回顧録

2015年を振り返ってみました。

⚫️太陽光発電事業の取組がスタート
⚫️長期優良化リフォーム事業の取組
      耐震方法提案が出来た。
      健康・省エネ
     

⚫️ゼロエネルギー住宅の提案が停滞
⚫️OMソーラーハウスの減少と15年経過しているOBのリニューアル提案
⚫️アフターメンテナンスの構築途中
      インスペクションによる
      リフォーム瑕疵保険延長

良い年だったとは言い難いが、今後の土台になるようなものがあった。



2015年12月25日金曜日

国交省の事業に採択:新築部門 健康・省エネ住宅

国交省の事業に採択!
先ほどサステナブル建築物等先導事業(省CO2型)の審査結果の発表があり、無事に採択をいただきました。
これにより超高断熱ZEHの新築に対し相応の額の補助がなされます。
(申請は一棟200万円以上の300棟ですがこれから調整が入り減額可能性あります。)
主な要件は次の通りです。
①超高断熱HEAT20のG2グレード
②ZEH又はニアリーZEH
③室温3箇所表示機能付HEMS設置(パナソニックのスマートHEMS指定品有)
④設計住宅性能評価書
⑤CASBEE評価A以上
⑥建築前後の冬期健康調査
⑦健康・省エネ住宅を推進する国民会議の会員であること。
詳しくはおってメールでお知らせします。
皆さんの事業参加を心よりお願い申し上げます。
建築研究所の評価結果
http://www.mlit.go.jp/common/001113928.pdf
 
申込・お問い合わせお待ちしております。

2015年12月16日水曜日

三世代同居とフラット35の金利

高齢化などに対応するための税制として、子育てや介護の負担を家族間でやりくりすることを狙った三世代同居に対応した住宅のリフォームを行う場合に工事費用の一部を所得税額から控除する特例措置の創設も、同じく住宅・不動産関連団体が要望している。三世代同居については政府の緊急対策でも推進する方針が国で打ち出されている。                              空き家対策と少子高齢化は日本の家庭が直面する課題になっている。どちらも今後の住宅政策の柱になっていく可能性がありそうだ。
千葉市などは新築の三世代同居の場合(条件あり)補助金制度があります。
建てる場所が該当するかどうか行政(市、町)に問い合わせしてみてください






フラット35の金利は最近金利変動がありません
長期優良住宅認定の場合は、金利優遇0.6%受けることが出来ます。


住宅ローン『MSJフラット35』12月実効金利

2015年12月8日火曜日

フラット35の優遇制度

住宅金融支援機構(東京都文京区)は12月1日、今年2月から実施しているフラット35関連の2つの優遇制度について、2016年1月29日までで申し込み受付を終了すると発表した。
 現在実施している制度は次の2つ。「地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策」と平成26年度補正予算を踏まえてのもの。
 (1)「フラット35S」の金利引き下げ幅の拡大(引き下げ幅を年▲0.3→▲0.6に)
 (2)「フラット35(買取型)融資率9割超」の金利引き下げ
 詳細はコチラから確認を。
151202 flat35s

2015年11月13日金曜日

長期優良住宅リフォーム推進事業の申込期限11/30迄

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国土交通省報道発表HP
http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000634.html
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「長期優良住宅化リフォーム推進事業」は、
インスペクション、性能の向上のためのリフォーム等による
住宅ストックの長寿命化を図る優良な取り組みに対し、
国が費用の一部を補助する制度です。


11月10日(火)から、平成27年度長期優良住宅化
リフォーム推進事業「評価基準型」追加公募を開始しましたので
お知らせいたします。
提案締め切り11月30日(月)18時(必着)です。


内容の詳細については、以下の事務事業者の専用ホームページをご確認下さい。


(1)概要
・提案・採択後に交付申請を行う(従来通り)
・概ね事業実施の決まっている案件について提案が可能
・平成28年12月末までに工事着手するものであること


(2)申請期間
平成27年11月10日(火)~平成27年11月30日(月)18時(必着)




2015年11月6日金曜日

長期優良住宅化リフォーム推進事業追加公募

長期優良化リフォーム推進事業
これって何という感じかもしれませんが・・・・
築10年ぐらいで給湯器や外壁塗装、窓などの断熱化のリフォームによって補助金が出ます。弊社では今期申込み5件で工事着手しています。PRを国はほどんどしていないのでOBの方、このブログをご覧になられた方はお問い合わせくださいね
*******************************
国土交通省は10月16日、「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の追加公募をすると発表した。11月上旬に公募を開始する予定。評価基準型が対象。
 同事業は、インスペクションを行ったうえで、一定の性能向上リフォームを実施する取り組みに対し、国が費用の一部を補助する制度。補助額は1戸あたり最大200万円。2015年度中に工事着手する者が対象。

2015年11月3日火曜日

就労支援施設の御手伝いをしました。

就労支援事業所の御手伝いをしました。
施設の改修工事を行い、11月2日に正式にオープンしました。
ワークライフサポート プラクト
「精神障がい」「発達障がい」を持つ方を対象とした就労移行支援事業です。
 
 
 
ワークライフサポート プラクト
262-0025
千葉市花見川区花園1-18-5

TELL 043-273-2750 070-5463-1055
FAX  043-273-2751
ホームページ  http://www.practicalaction.co.jp/pract/
 プラクト就労支援 検索にて


JR新検見川駅より徒歩5分

悩んでいないでお気軽にいらっしてくださいとの事

2015年10月26日月曜日

四街道のコートハウス見学会終了しました。

四街道のコートハウス完成見学会は2日間行われました。
風が強かったですが、快晴の素晴らしい天気でした。
ご参加できなかった方の為に一部ご紹介いたします。

コートハウスからリビングを眺めています。

キッチンからリビング  キッチンは手造り キッチンからリビングが見渡せます。
無垢材の足触りのとても気持ちのいいものです。
 
 

2015年10月17日土曜日

完成までもう少し 四街道コートハウス

四街道コートハウスが完成間近です。
 
               リビングの化粧梁を見せて天井が2.8メートルの高さ
                 オープンなアイランドキッチンも魅力です。
                  リビングからの広いライトコート!!!
               屋外屋内一体空間は見学してほしいところです。

21日は社内検査その後建主検査をして引き渡しです。
24日、25日は完成見学会を開催いたします。
お問い合わせお待ちしております。

2015年10月12日月曜日

四街道の家足場が外れました

今日は連休最後の日でした。
 
四街道の家の足場がやっと外れて外観が見ることができました。
 
完成まであとわずか!!
O様長い間お待たせしました。
建主さまのおかげで
今月24日、25日 完成見学会を予定しております。
要予約制になっております。
お問い合わせお待ちしております。

2015年10月10日土曜日

太陽光発電設置者に満足感

 太陽光発電設置後の満足度が高いようです!!
 
 
次世代エネルギー業界の調査・研究を行う「タイナビ総研」を運営するグッドフェローズ(東京都品川区)は10月9日、全国の太陽光発電を検討したユーザー277人を対象に実施した「太陽光発電の設置状況と設置後の満足度の調査」の結果を発表した。
 ユーザーの内訳は「太陽光発電を設置している人」が196人、「太陽光発電を設置していない人」が81人。「太陽光発電を設置している人」のうち98.4%が「太陽光発電を設置して満足している」と回答した。また、92.9%が「期待以上の発電量が出ている」と回答し、昨年の77.5%に比べて大きく改善していることが分かった。
 一方、太陽光発電の設置を見送った人に「設置を見送った理由」を聞いたところ、「価格面」が38.3%で最多。次いで「設置条件が良くなかったから(設置不可だった)」が19.8%だった。「今後機会があればまた設置を検討してみたいですか」との質問では、75.3%が「はい」と回答した。
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2015年10月4日日曜日

四街道の家完成見学会開催します。

四街道市の家完成見学会を開催します。

日時 10月24日(土)、25日(日)10:00~17:00
完全予約制

【住宅の特徴】 建築家 飯沼 竹一氏コメント

計画地は南西2方向の道路に接し、道路面より約50cm高く、真南に30m程の間口 を持ち、奥行き13.5mという恵まれた環境です。
敷地の形状に合わせて東西に長く南間口を大きくしたプランを検討しました。南道路、 その向かいの家屋から隠れたような洒落た間つくることで、広いライトコートーをリビ ングダイニングキッチンと一体的な空間構成にして提案しました。
このLDKとライトコートの合わせた広さは55畳になり広々としたプライバシーに守 られた一体的な屋内外の空間ができました。LDKの窓を全開にすれば広いテラスを介 して春から秋にかけてオープンエアを満喫できます。
風の通り道を適切に計画することで、適度に風が抜け、夏涼しく、常に新鮮な空気を取り込めるよう計画しました。

*プライバシーの観点、お越し頂いた方へ十分に説明できるように予約制とさせて頂きます。


見学ご希望の方には、住所・氏名・連絡先・見学時間をメールか電話にてご連絡ください。
 
佐久間工務店代表電話 043-254-4511 携帯電話 090-3310-2263
 

折り返し所在地や案内図などをお送り致します。
また、ご質問等も気軽にお尋ねください。

2015年9月28日月曜日

長期優良化リフォーム3倍の補助金

長期優良化リフォーム事業に今年度よりも3倍の補助金が出そうです。
今年度、弊社は5戸実施の予定です。
竣工して10年以上経過した住宅は給湯器や外壁塗装が必要になってきます。
また、断熱改修によって家のエネルギーコストが削減できます。
高齢化が急激に進んでいる千葉や東京ではタイルの冷たい浴室から断熱浴室によって
ヒートショックを防ぐ事が出来ます。
その場合、この補助金を使うことで軽減できます。
 
 
 
しかし、経験や資格、ノウハウがないとできません
是非、お問い合わせください

2015年9月20日日曜日

就労支援事業所開設のお手伝い

就労支援事業開設の御手伝いをしました。
事務所の改装工事を佐久間工務店で行いました。
 
内部の事務所 ミーティングルーム すべてLED照明設置しました。
ワークショップルームには大きなホワイトボードを設置しました。


精神障がい・発達障がいを持つ方たちが安心して仕事ができ、
豊かな生活を送れるようにサポートする会社です。


会社名  PRACT ワークライフサポートプラクト


住所 花園1-19-2  TEL  070-5463-1055

2015年9月13日日曜日

共生デザイン

地域材利用推進シンポジウムに参加してきました。
先日、「木」のぬくもりと「木」の素晴らしさを知り
木造住宅に生かし地域の活性化に向けてのテーマのもとに
株式会社 森林・環境建築研究所 落合先生の講演を聞くことが出来ました。
ヒトは森林環境に適応するように「遺伝子を進化させてので森林は究極に正しい環境である。
生命のリズムと環境リズムは同一である。
 
 
 
視覚 朝のブルーライトは体内時計をリセットしてくれる
グリーンライト、ダークライト(弱い光)、自然の光の中での生活をする。
パソコン、テレビ、照明器具は、体内時計を狂わし、
不眠症などになりやすくなる。
                聴覚 自然は音の宝庫、ヒトが聞こえない音がたくさん
                        嗅覚 好きなにおい、桧や杉無垢材




口以外の刺激は、触覚も加えて4つある。
4つの刺激を受けることによってつまり森林に近い状態に近づけることによって
本来ヒトが持っている自然の状態に
戻し、自己治癒力を発揮することが出来ます。
これが森林医学なのだそうだ。

家づくりで人工的なものがあるとその体内リズムが狂ってしまいます。
健康でいられる家づくり=自然素材を用いて人の手でつくる建築
家に住むだけではなく、健康というキーワードがあると全然違ってくると思いませんか!!



2015年9月8日火曜日

畳の縁なしと縁あり

畳の縁なしと縁ありの話題です。

縁なし畳:琉球畳 高級な感じ
現在は、畳の部屋が家全体で1部屋ありかないかになっています。
畳のない家が多くなっているのも事実です。
その分座って生活する習慣が少なくなってきました。

民家を見学して改めて畳に座ると自然と落ち着きました。
これは、日本人の特性なのかもしれませんし、私だけなのかもしれません。笑い

昔、畳は、各部屋に多く使われていました。続き間など
縁ありは飾りを付ける意味でも手を掛けているという意味でも高級だったようです。
今と昔は意味合いが逆になっていますね!

こちらの写真: 浦安の昔 民家です。



畳の部屋 落ち着きます!

2015年9月7日月曜日

昔のトイレ

現代のトイレは、ほんとに快適&衛生的になったものです。
昔のトイレは共同で使っていました。
 
                        井戸のようなトイレ
これだと落ちてしまい、?まみれになる人もいたのではないでしょうか
浦安市郷土博物館 屋外展示場「浦安のまち」にて見学できます。
入場無料です。
浦安の昔の町を再現した家屋があり、昭和27年ごろの浦安です。
昔の事を回想することが出来、リフレッシュすることが出来ました。

2015年8月31日月曜日

耐震診断

 久しぶりの更新です。
8月上旬に長期優良住宅化リフォーム推進事業の採択があり
みごとに弊社の物件が採択されました。
インスペクション等や交付申請の準備があり、なかなかブログをアップすることが出来ずにおりました。
関連することで耐震補強の行っていますが、弊社の加盟している木耐協でのアンケートが
おもしろい内容になっています。
 
 
日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協、東京都千代田区)は8月27日、2006年4月1日〜2015年6月30日の9年3ヶ月の期間で実施した耐震診断の結果を「調査データ」にまとめて発表した。また、耐震診断の実施者を対象に行ったアンケート結果をまとめ、補強工事の実施率や工事内容について集計・分析した内容を発表した。
「どのような耐震補強工事を実施されましたか?」
「どのような耐震補強工事を実施されましたか?」
 アンケートの結果では、補強工事を実施した人のうち85%の人が「内壁補強」を行っており、「壁補強」を基本として築年数・年代に応じた工事が行われていることが分かった。「内壁補強」に次いで多かったのは、壁補強で強くなった耐力壁を支えるために必要となるケースの多い「基礎の補強」(36.51%)だった。
 また、古い住宅ほど「屋根の軽量化」の実施率が高くなっていることも分かった。古い住宅ほど壁の量が不足しているので、屋根の軽量化を行う必要性が高いためと考えられる。


公共物件たとえば学校などは外壁や窓の外側にブレースを多く設置しています。
これは、見た目が悪いですが、使いながらする方法としてはベストなのかもしれません
ところが住宅になると、外ブレースはなかなか高価で内側の耐震補強に比べると
約2倍ほどの差が出でくる場合があります。
それは追加で基礎をつくる、外壁補修が必要など付帯工事が多くなるためと思われます。
屋根の軽量化は時々採用されるケースが多く、そこには、屋根が雨漏りしている、塗り替え
や交換の時期が来ているなどの要因があるのではないかと思われます。
アンケートの発表結果どおりのように感じています。
 

2015年8月6日木曜日

サーモカメラで撮影してみました。

今日はほんと暑いですね!!
千葉は高温注意報が出ました。
サーモカメラで撮影してみました。
築10年の省エネ基準4の家です。
吹き抜けの天井の温度がこれで分かります。
 

シーリングファンを動かしていたので少し赤になっています。
壁:セルロースファイバー 天井:断熱なし 屋根:セルロースファイバー
天井がやはり赤くなっています。
天井が熱い事が分かります。
屋根断熱を付加するあるいは天井断熱を新規ですることによって
暑さを軽減できそうです。
既存、新築の断熱材がきちんと施工されたかどうか確認できます。