贈与税の非課税枠の2年延長が来年の税制改正大綱に
盛り込まれることが発表されました。
相続税増税が無期延期となったことから
少し概要を説明すると、住宅の購入用資金を親や祖父母から譲り受ける際に
基礎控除(110万円)とは別に1000万円までは贈与税をかけないという趣旨の
ものです。
ですから合わせて1110万円までは、新築をしたり、マンションや建売戸建てを
購入する費用として両親や祖父母に現金でもらっても、一切贈与税はかからない
ということになります。
さらに、来年から国が力を注ぐ省エネや耐震性能で一定基準以上の住宅の
場合はさらに500万円が上乗せされ、1500万円までが非課税となります。
つまり基礎控除110万円と合わせ1610万円までは贈与税がかかりません。
昨年の1500万円、今年の1000万円の贈与税の非課税枠を利用した方が
予想以上にあったことから延長となったみたいですが、要するに消費意欲の
高い若い世代に資産を持たせることが狙いのようです。
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