2015年4月18日土曜日

2030年標準仕様


 OMソーラー(浜松市)は「2030年の標準仕様を学ぶセミナー」と題した勉強会を4月16日、浜松市内で開く。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業で建設した太陽熱フル活用のモデルハウスを公開する。
見学する浜松モデルハウスの外観
見学する浜松モデルハウスの外観
見学する浜松モデルハウスの内部
同モデルハウスの内部
 「太陽熱エネルギー活用型住宅の技術開発」事業の一環で進めているもの。住宅のエネルギー消費の約半分を占める空調・給湯に着目し、太陽熱を活用することでその削減を目指す。太陽熱の有効活用に寄与できる材料と戸建て住宅用太陽熱活用システムを開発、その実証を行う。
 OMソーラーは2014年度の実証事業で北海道から沖縄までの気候が異なる5カ所で実証モデルハウスを建設。同社の標準システムから1次エネルー換算で50%以上の削減を目指している。
 セミナーでは、午前中に同プロジェクトのモデルハウスを見学。午後は別会場で東京大学准教授の前真之氏が住宅における太陽熱利用の可能性について講演する。また前氏とモデルハウスの開発に携わった建築家・秋山東一氏(ランドシップ主宰)、OMソーラー社長の飯田祥久氏、新建新聞社社長の三浦祐成によるパネルディスカッションを行う。

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