2015年8月31日月曜日

耐震診断

 久しぶりの更新です。
8月上旬に長期優良住宅化リフォーム推進事業の採択があり
みごとに弊社の物件が採択されました。
インスペクション等や交付申請の準備があり、なかなかブログをアップすることが出来ずにおりました。
関連することで耐震補強の行っていますが、弊社の加盟している木耐協でのアンケートが
おもしろい内容になっています。
 
 
日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協、東京都千代田区)は8月27日、2006年4月1日〜2015年6月30日の9年3ヶ月の期間で実施した耐震診断の結果を「調査データ」にまとめて発表した。また、耐震診断の実施者を対象に行ったアンケート結果をまとめ、補強工事の実施率や工事内容について集計・分析した内容を発表した。
「どのような耐震補強工事を実施されましたか?」
「どのような耐震補強工事を実施されましたか?」
 アンケートの結果では、補強工事を実施した人のうち85%の人が「内壁補強」を行っており、「壁補強」を基本として築年数・年代に応じた工事が行われていることが分かった。「内壁補強」に次いで多かったのは、壁補強で強くなった耐力壁を支えるために必要となるケースの多い「基礎の補強」(36.51%)だった。
 また、古い住宅ほど「屋根の軽量化」の実施率が高くなっていることも分かった。古い住宅ほど壁の量が不足しているので、屋根の軽量化を行う必要性が高いためと考えられる。


公共物件たとえば学校などは外壁や窓の外側にブレースを多く設置しています。
これは、見た目が悪いですが、使いながらする方法としてはベストなのかもしれません
ところが住宅になると、外ブレースはなかなか高価で内側の耐震補強に比べると
約2倍ほどの差が出でくる場合があります。
それは追加で基礎をつくる、外壁補修が必要など付帯工事が多くなるためと思われます。
屋根の軽量化は時々採用されるケースが多く、そこには、屋根が雨漏りしている、塗り替え
や交換の時期が来ているなどの要因があるのではないかと思われます。
アンケートの発表結果どおりのように感じています。
 

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