SI住宅

SI住宅というものをご存知でしょうか。

これはスケルトン&インフィルの略で、スケルトンとは構造のことで、インフィルとは空間のことです。

技術的な説明はさておき、具体的には家の中に柱の少ない構造を持つ家で、

柱が少ないから間取り変更が楽にできることがメリットになります。
間取りの変更なんてそうそうするものではないと思われますが、

意外にその需要は高く、間取りの変更に伴うリフォーム費用が相当な額になるため

、建て替えになってしまったことが、日本の平均住宅寿命約27年の一因とされています。
鉄骨や鉄筋の家は柱がそれほど必要のない構造なので、SI住宅に十分対応できます。

年々、木造でも柱の少ない工法が多くなっています。

これもスケルトン＆インフィルを見据えてのことです。

しかも木造でも構造的には外部で成立させています。

耐震もしっかり確保することが大切です。

弊社も行っている木造ドミノ住宅などは一歩進んでいるものと考えてください

これがどれほど影響しているのかわかりませんが、

近年、子供部屋は当初大きくスペースを確保し、

思春期を迎える頃、間仕切りを利用して二部屋にする、という提案が増えています。

これは、子供はふたりと決め込んで、幼少期はふたりで部屋を共有し、

プライベートが必要になる頃、分割するというものです。

幼少期はふたりで遊ぶし、親もふたり一度に見守れるといった生活観からの提案だと思います。