2011年3月18日金曜日

震災について

千葉市美浜区、幕張エリア、習志野エリア、市川市の湾岸に近い方は液状化により
被害を受けました。
判定が不可で地盤改良工事を行った建物は、廻りは液状化が激しかったのですが
建物はほぼ大丈夫でした。
地盤判定では合格でも液状化の判定は、難しいのです。
地盤調査について説明いたします

~地盤評価 5つのポイント~
 
 地盤調査会社の報告書をみたとき、その内容に疑問をもつことって
 結構ありますよね!?何をどのように評価して最終的な判定結果を
 導いているのか?今回はそのとき必ず押さえておきたいポイントを
 ご紹介いたします。
 ☆地盤評価 5つのポイント(スウェーデン式サウンディング試験)
 
 1、どんな【地形】に位置しているのか?
 2、堆積している【土質】は何か?
 3、建物を支える【支持力】はあるのか?
 4、長期的な【沈下】の可能性は?
 5、【液状化】の影響は?
 
 一般的に1~4は、スウェーデン式サウンディング試験の報告書に
 記載されています。
 しかしながら、5の【液状化】の影響については、
 この試験のみでは判断が難しいのが実態です。
 そこまで記載している地盤業者は少ないを思います。
 日本建築学会で小規模建築物について簡易な判定法も提案をされて
おりますが、もっと正確に判断をするためには、
 追加で粒度試験(土をふるいにかけて分析する)などを行い、
 力学的な特性を調べることが必要です。
弊社の方では、追加で行うことをお勧めしていきます。

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