2014年1月13日月曜日

室温と体感温度


寒い日が続いています。

暖房が絶対必要な日が続いています。

エアコンで空気を暖めて、室内の温度は低くないけど、寒いと思ったことはありませんか。


室温と体感温度とは違うのです。
空気温度と表面温度を足して2で割る


専門的に計算すると複雑になるのですが、簡単な計算式があります。
体感温度≒(空気温度+表面温度の平均)÷2
となります。

一般に温度計で示しているのは空気温度です。表面温度とは、室内の床・壁・天井・窓などの表面温度です。
つまり、空気が暖かくても、壁や天井が冷たければ、体感温度は低くなります。

表面温度を測るには、赤外線温度計で測ります。

費用は3、000円程度で購入できます。
寒さ対策をこれで少しでも考える事が出来ると思います。
具体例として
例えば2階建ての家で2階にLDKがあり、1階は寝室だとします。寝室は寝る時以外あまり使わないとすれば、LDKの床は冷えることになります。

それにより、床の表面温度が下がって体感温度がさがります。
この場合は、ホットカーペットや床暖房など足元を暖めることが効果ありそうです。

壁などの表面温度を下げないためには、石油ストーブやオイルヒーターなどの輻射熱(空気を暖めるのではなく、人体や壁や天井や床を暖める)暖房を補助的に使うのも有効でしょう。

新築の場合では、OMソーラーなどの全館暖房をお勧めします。
冬は、室内表面温度が下がりにく温度差による空気の移動も少なくなり
体感温度は室温より高く感じることが出来ます。
しかも自然エネルギーだから、設備費用は掛かりますが、光熱費は殆ど掛かりません

根本的には断熱材や窓の性能アップが必要です。



ただ、根本的には断熱が必要です。壁の中には断熱材というものが入っているのですが、その性能を適切なものにしないとなりません。窓であれば、2重サッシやペアガラスに変えるということも有効です。
また、壁などの表面温度が低いということは、結露の原因にも••••••

エアコンだけだと寒いという方は、まずは暖房を見直して、断熱や窓の性能を見なおすといいと思います。

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