2014年2月16日日曜日

雪の後の対策

【雪の後の心がけ】
首都圏では記録的な大雪になりました。
まだ、雪が降る日がありそうです。
その後の対策として

しかし、その前に一仕事お願いします。
雪が雨に変わり、大量の水分が含まれた雪はいろいろな問題を引き起こしますので、点検と対策をお願いします。
弊社でも庇の屋根や雨樋の破損で問い合わせがありました。

 〇カーポートに積もった雪に雨が加わると、大変な重さになりアルミの片持ちカーポートでは、設計強度を超えてしまいます。安全な環境で雪下ろしをしましょう。また、付属のサポート柱が設置されているか確認し、必ず設置しましょう。

〇ベランダやパラペット屋根(屋上等)の排水口と排水溝のチェックをお願いします。
排水口や排水溝に詰まっている雪をどけておきましょう。
これから雨で解けてきますと、雪が排水口をふさぎプールになる可能性があります。
雪解け水が水切りラインを超えますと室内に水が浸入してきます。


 〇建物の周りの雪を確認しましょう。
場所によって、雪が建物の水切りよりも高く積もっている場所があるかもしれません。
そんな時は、建物に接している部分だけ雪をどけておきましょう。
雪が解けてきますと、土台を濡らし建物を痛めることがあります。

〇屋根からの雪崩に備えましょう。
屋根に積もった雪に雨が含まれますと非常に重たくなります。
また、雪と屋根鉄板やガラスの間に水が入りますと非常に滑りやすくなり雪崩が起きます。
危ないですから絶対に屋根には上らないでください。
屋根からの雪崩が落ちてきそうな所にある自動車や自転車、植木鉢などのモノは移動しておきましょう。
水を含んだ雪は重たくなり、場合によっては自動車の屋根を凹めたり木の枝を折ることがあります。

しっかり家にも気を使って、永く快適な住環境を保てるようにして、
家を育てて行くことが、じつは最大の環境対策になります。

雪国では当たり前ですが、雪の後の対策をしていきましょう
今後も異常気象が何度も起こるような気がします。
当初新築時から雪止めを考えておいた方が賢明ですし、今後屋根の塗装などのメンテナンスをする際にでも雪止を検討してみてはいかがでしょうか

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