2014年3月14日金曜日

お役立ち情報8 「敷地や気候を読む」


実際にあったお客様の「失敗例」や「トラブル」をお役立ち情報として発信しています。

家づくりに携わって25年ほどの失敗の歴史です。
失敗から学ぶことが多く、よりいい家づくりをする上で必要な事であると思っています。
ご覧いただければ幸いです。


お役立ち情報 8[「敷地や気候を読む]

風通しの良い家にしてほしい。夏涼しい家にしてほしい


と言われた。しかし、風の流れを考慮しなから行ったのですが、
なかなか風が通らない
西日が強いので暑い。
外壁に青いカビ?みたいのが・・・
木材が腐る。


なぜそのような事が起こるのでしょうか・・・・・

アメダス気象データによる検討をしたが、地域の特性を知っておく必要はあった。

臨機応変な対応を心がけるべきであった。

日射を遮る工夫を事前に提案できなかった。

[解決方法]

建替えの場合、住んでいる方にお聞きしながら、窓の位置を考慮する。

南と北に抜ける・東と西に抜ける・対角線・高低差・天窓等工夫する。

住んでいない場合は、近隣の方に聞くあるいは、現地に何回か足を運ぶ

廻りの環境が変われば、風の流れも変わる。

一軒一軒通風計画は違うので、どこからでも風が取り込める工夫をする。

緑のカーテン、お庭に落葉樹、植栽の提案を行う。

南側 ケヤキ コナラ 、ハナミズキ、ヤマボウシなど

東西側 アカシデ、ヤマモムジ、エゴノキなど

樹の種類の提案をしっかり行い日射対策を行いましょう!!

●南側ひな段の家は一件よさそうに見えるが、
北側の外壁に日が当たらない場合があります。

外壁は、日が当たらない場合は、
水に強いガルバリウム鋼鈑などをお勧めしています。

敷地廻りに公園や田園風景が多い場合は湿度が多いことが多い。
デッキやバルコニーの木材を場合は、早めの塗装などのメンテナンスをするか
湿度に強いものを使う
 
 

次回 お役立ち情報9、「雪対策」をご紹介致します。

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